2012年12月22日土曜日

東京、鎌倉、箱根散歩(2)

前回のつづきで、その後、ツタンカーメン展の切符を安く買えるという
話を聞いたので、上野のアメヤ横町に行った。
アメヤ横町は平日というのにもかかわらず、大変にぎわっていた。
魚介類や小物品などをたたき売りしていた。
店じまいで激安にするということで、かばんを買ってしまった。よく使えば
買った甲斐があるのだが?




















ここで、昼食のためにラーメン屋に入った、
ラーメンを食べていると、隣にいた30代くらいの若者が自分らの年金について
議論をしていて盛り上がっていた。私の30代の頃は年金については
何も考えていなかったが世の中変わったものだ、

上野の森美術館で開かれている「ツタンカーメン展」に行った。
1、2時間待ちは当たり前ということだったが、10分くらいで入ることができ
運がよかった、
ツタンカーメン展はもう日本に来るのが最後だということを聞いていたので
一度は見ておきたいと思って来た。
内部のカメラ撮影はもちろん禁止だったので、画像では伝えることはできないが、
紀元前1000年くらいのエジプトの黄金の秘法がずらりと並び、3000年以上前に
こんなにすごいものがあったのかと驚いた。
内部が木で作られているが、表面は金色になっているものも多くあった。
金沢の工芸で象嵌が有名であるが、エメラルド色の宝石が象嵌で埋め込んで
あるものもあった。
黄金のツタンカーメンのカノポス、黄金の胸飾りや袖飾りなどは見ごたえがあった。

次に地下鉄に乗って、清澄白河駅で降りて、清澄庭園に行った。




















ここは三菱の創始者の岩崎弥太郎が築いたという水と名石の庭園であるが、
もとは豪商の紀伊国屋文左衛門の屋敷跡ともいわれている。




















池には鯉やカモなどの水鳥が悠々と泳いでおり、池の周りには築山や名石が
配置されていた。黒松などの木々には兼六園でいう「雪吊」もなされていた。




























































ここで、のんびり一日中休みたかったが、次のスケジュールがあったので
そこそこにした。

つぎに今、東京見物で注目の東京駅に向かった。着いたときは4時半くらいで
ちょうど夕暮れ時で見ごたえがあった。




























































この駅舎は明治建築界の第一人者の辰野金吾が設計し、大正3(1914)年に
開業した。
褐色の化粧レンガに白い花崗岩を帯状にデザインしたビクトリア調のドームが
特徴であった。
関東大震災は大丈夫であったが、昭和20年の大空襲で破壊した。その後
完全な形での再現を断念したが、今年、5年におよぶ保存、復元工事の末
完成した。
オレンジ色にライトアップされた東京駅の前には、私たちと同じように
「おのぼりさん」がいっぱいいてカメラを撮っていた。







































東京駅の中には、ホテル、レストランやスポーツジムなどがあったが、一体
いくらするのであろうか?
今日の散歩時間約7時間、18000歩でした。

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