2016年9月6日火曜日

辰巳用水遊歩道(2)

辰巳用水遊歩道(1)の続きで、その後も遊歩道沿いに上流に向かって歩いた。しばらくすると遊歩道のすぐ脇に民家が建ち並んでいたが、ここには高い遮蔽板が立てられていて、覗かれないように配慮されていた。





















そこを過ぎると、右側は急に開けていて、ネットに覆われた果樹園があった。その向こうの方には寺町台の奥の野田山や倉ヶ岳などの眺望がすばらしい景色である。




















果樹園には、もうすぐ収穫する時期で、紙に包まれた梨やリンゴが栽培されていた。








































果樹園には兼六園の「唐崎の松の雪吊」の吊り方のもととなった「リンゴ吊り」が何本も見えた。




















さらに歩いていくと、周りの木々が少なくなり、右側には石垣がめぐらされており、用水の幅も広く流れが緩やかなところもあった。




















さらに歩いていくと左手に古い鉄格子の門と小さな建物があり、「室量計」と描かれていた。その先には急な階段がある。一体この建物は何の遺構なのだろうかということで、後日、市役所の担当部署に確認したところ、辰巳上水場で作った飲み水の「排水場」があり、そこの水の計量をする場所だと聞いた。しかし、あまりよく理解できなかった。




















その先は遊歩道がなく、用水の両側が草むらで覆われている。




















ここで、遊歩道から分かれて車が通る道を上がっていくと「緑化木センター」がある。




















ここの店の通り沿いに見事に大きい赤とピンクの花が咲いていた。店の人にこの花の名前を聞いたら「タイタンビカス」という花で、車の通りすがりにあまりも立派な花を見て買っていく人もいるらしい。














































この店には、色とりどりの花木の他に暖をとるための金沢産の「薪」も売っていた。