2016年10月1日土曜日

2016初秋の金沢城(2) 香りん寿司

2016初秋の金沢城(1)の続きで、二の丸広場の奥のほうに藩政期からあった「切手門」がある。
この門は、藩政期には番所があり、二の丸御殿へ女中が入る際に切手(通行手形)が必要だっためにその名が付いているという。現在は、この奥に戦前に陸軍が使っていた「旧第六旅団司令部」の建物がある。




















この門をくぐると、その脇に大きくよじれた巨木がある。他の写真で見るかぎりでは桜の木か?


























新丸から河北門方向を見る。




















河北門へ上がる坂の途中に少し色づいている葉が見える。いよいよ秋に近づいている。




















藩政期からある「大手堀」の横に「黒門」の坂がある。ここは現在近江町市場から金沢城に入るのに最も近い所なので多くの観光客が通る。それで現在の門は少し見すぼらしいということで、今は改修の準備がなされていた。最初に金沢城を支配した「佐久間盛政」のころはここが正門だったというが、どんな門ができるのだろうか。




















「黒門」の坂を下りたところの角に「香りん寿司」という小さな寿司屋がある。ここはランチもやっていて、リーズナブルな店ということを聞いていたので入った。





















中には数人のカウンター席と数人のテーブル席がある。
実は私が小学生のころ「大手堀」や「金沢大学」のグランドに遊びに来ていたころからこの店があったことを覚えている。マスターにいつからやっているか聞いたら、昭和26年からというからもう65年以上になる。自分は3代目になると言っていた。




















「海鮮丼」は、近江町市場の丼のように周りにはみ出すような大きなネタではないが、こじんまりしていてネタも新鮮でおいしかった。




















「一人前寿司」も手ごろな値段であまり大きくないのでシニアにとってはちょうどよい量である。
知る人ぞ知る店で穴場の店だ。