2017年12月11日月曜日

東北地方北部ドライブ(14)恐山②

東北地方北部ドライブ(13)恐山①の続きで、ここの高台からの眺めると、白い岩石、緑と赤色の葉、寺院の建物、湖や山々が折り重なった風景は不思議な感じがした。



















こちらの眺めは、美しいみどりの山々と湖である。



















亜硫酸ガスによる変色した黄土色の小川が流れているところもある。
























「千手観音」など石造仏の前には、多くの石が積まれ、風車などのお供えがしてある。
風車は幼い子供の霊を慰めるための遊び心として備えられているという。



















奥の小路の周りはきれい紅葉していたが、木の枝などに手ぬぐいがたくさん縛られている。



















「池の血地獄」



















藍色になった河原があったが、「賽の河原」近くには、亡くなった胎児を弔う水子供養御本尊と、故人の遺品を納めてある賽の河原地蔵堂がある。この辺りも何か不気味な感じがする。



















白い砂浜と紅葉した木々のコントラストもすばらしい。



















亜硫酸ガスで変色した岩などがごろごろしていて、また、所々にガスが噴出しているので、中にはロープで囲まれ「危険」という立て看板が立っている。が山ガスが噴出する岩肌の一帯は地獄に、そして湖を取り巻く白砂の浜は極楽になぞられているという。

































重罪地獄や金堀地獄などが並び、その名のふさわしい殺伐とした雰囲気がある。



















白い砂浜「極楽浜」と澄んだ水をたたえる美しい湖「宇曾利湖」の向こうには、窯臥山、大尽山などが望むことができる。



















「五智如来」は頭に手ぬぐいを被った五体の地蔵である。

2017年12月8日金曜日

東北地方北部ドライブ(13)恐山①

東北地方北部ドライブ(12)の続きで、次の日(10月14日)は八戸から下北半島にある恐山に向かった。途中に原子燃料再処理施設がある「六ヶ所村」付近を通ったが、この近くにいくつかの沼が見えた。



















八戸からむつ市街を通って、2時間くらい走ったであろうか?白い砂浜と湖と山並みがあった。そこに「霊場恐山」がある。



















比叡山、高野山と並び、日本の三大霊場のひとつとして知られているが、本州の最北の地にある鎮魂の祈りに満ちた幽境の地「恐山」とはどんな所か非常に気になっていた。総門の中に山門が見える。



















総門の左側に大きな「六大地蔵」が置かれていた。



















恐山は今から1,200年前に慈覚大師円仁によって開かれた霊場で、中国で修行中の若き日に見た夢のお告げに導かれ、円仁さまは。諸国に教えを説かれての旅の果てに、この下北の地にたどり着かれたという。そのときに、眼前に広がるまさに霊山と呼ぶべき風向が感じられ、地蔵菩薩一体を彫刻し、本尊としたという。
山門は平成元年に建立されたもので左右に仁王像が並び、2階には五百羅漢像が安置されている。

























ここの境内には、薬師の湯、花染めの湯など4か所の共同浴場があり、入山者は自由に入浴できるという。



















本尊の安置地蔵尊がここに安置されている。



















本尊安置地蔵殿から進むと、いよいよ地獄谷のひとつ、「無間地獄」に入り、ごつごつとした岩場が広がり、岩と岩の間からは亜硫酸ガスが噴き出している。



















太子堂には慈覚大師が祀られていて、その弟子たちが一千体の仏像を彫り、山中に収めたと伝わるという。ここにもたくさんの石が積まれていた。

2017年12月5日火曜日

初冬の玉泉院丸庭園、金沢城本丸跡の紅葉(2017)

今回は、紅葉している玉泉院丸庭園と金沢城本丸跡を歩いたので紹介する。兼六園の紅葉は、もうすでに終わってしまっているが、玉泉院丸庭園はちょど見ごろであり、大変きれいだった。高低差のある立体感なこの庭園は、何度来てもすばらしい。(12月2日)



















石垣と段落ちの滝と紅葉の風景



















色紙短冊積み石垣と紅葉の景色





















幕末に建てられた「三十間長屋」の建物と紅葉の景色



















この庭園は、ぐるりと回ると景色が変わる「池泉回遊式庭園」で「松坂の高台」から眺める。



















「松坂の高台」から「二の丸」へ上がる階段上から見た玉泉院丸庭園の黄色く染まった紅葉と池、橋

































「極楽橋」から「尾山神社」方向を見る。



















「三十間長屋」がある本丸付け段の紅葉は、小さい葉が赤や黄色に染まっている。




















本丸跡の小道は黄色の葉のじゅうたんとなっている。



















 前田利家の時代に金箔瓦の天守があったといわれる場所付近



















紅葉した高い木々に覆われ、鬱蒼とした本丸跡
























「辰巳櫓跡」からは、金沢南部方向の街並みと野田山、白山山系が見える。



















真っ白に見える鉛瓦の五十間長屋の建物

2017年12月2日土曜日

東北地方北部ドライブ(12)奥入瀬渓流②

東北地方北部ドライブ(11)奥入瀬渓流①の続きで、さらに下って中流域でも滝は少なくなったが、相変わらず流れは速いので、白く見える部分が多い。ここら辺りはまだ水の音も大きく聞こえる。



















「平成の流れ」や「阿修羅の流れ」付近は、清流が幾重にも重なりながら、うっそうとした木々の間を流れている。川中の岩の上にも木が生い茂っている。



















下流域の「石ヶ戸」は、2本の桂の木に1枚岩が寄りかかり、小屋のように見える。その昔、ここに女盗賊が住んでいたという伝説がある。



















この下流域付近は、もう流れが緩やになり、大量の水が穏やかに流れていて、水の音もすっかりなくなっている。



















この奥入瀬はコケの宝庫で、川の周囲に多くの種類のコケが生育している。「日本のコケの森」に認定されていて、じっくり歩いてコケを観察するのもいいだろう。



















「石ヶ戸休憩所」には、この奥入瀬渓流の歴史が描かれていた。原始そのままの奥入瀬渓流に産業振興や観光のための道路が敷かれた始めたのが明治の末で、その時代に奥入瀬渓流を紹介したのが、大町桂月で名句を残している。大正時代に入って、渓流一体の自然を守ろうといろいろ取り決めができ、今日に至っているという。十和田湖からの水の量の調節がされ、下流での発電や灌漑に利用されているという。



















ここの地形のジオラマがあったが、奥入瀬渓流は十和田湖からの水が流れ込むのと、右側の高い山から雨水などが多くの小川から流れ込んでいるのが分かる。



















この休憩館の中では、コケ玉づくりの体験教室が開かれていて、何人かが取り組んでいた。



















休憩館の横には、コケむした岩をイメージした玉の上に小さな苗木が付けられたコケ玉がたくさん飾られていた。
























奥入瀬渓流は、新緑、紅葉、冬景色と四季折々ですばらしい景色が見れるということなので、また来たいところだが、もう無理だろう。
この後、八戸に向かって走ったが途中で暗くなり、八戸のホテルに着いたのは午後6時半ごろとなり、ホテルのそばの居酒屋で一杯飲んだ。

2017年11月29日水曜日

東北地方北部ドライブ(11)奥入瀬渓流①

東北地方北部ドライブ(10)の続きで、十和田湖から奥入瀬渓流に入った。ここは、今回の旅の大きな見所のひとつと考えていて、紅葉の奥入瀬渓流を期待して行ったのだが、まだ、全く紅葉していなかったのは残念でした。
奥入瀬渓流は十和田湖の東岸の子の口から焼山までやく14kmに渡って続く、国指定の特別名勝および天然記念物がある所である。


「奥入瀬渓流」のパンフレットより















滝が連続する上流地域、激しい流れが続く中流地域、穏やかな流れの下流地域となっている。まず見えたのは、「ジャパニーズ・スモールナイヤガラ」とも言われる大きな滝で、奥入瀬渓流本流唯一であるという。確かにすごい水量だ。



















下図の説明書きのように滝の幅約20m、落差が7mという大滝で、ここからは魚が上に登れないので、かっては十和田湖に魚がいなっかったという。



















岩と岩の間を小さな滝となって、それが重なりながら落ちていて、森の奥から勢いよく流れてくるさまは迫力満点である。
























この辺りは流れが速く「万両の流れ」、「寒沢の流れ」とも呼ばれている。



















途中に作家の「佐藤春夫の詩」が建っていた。



















大小の岩が、岸辺にあるいは川の中の島になっていたり、そして川底にもあり、そこに大量の水の流れがある。



















橋の上からその流れを見ると、また、迫力が違う。



















車道の川向かいには、幾筋もの滝が見え、それぞれ名前が付いている。



















その中でも、大きな「白布の滝」は対岸の山の上の川から滝となって奥入瀬に流れ込んでいる。
























「雲井の滝」は、数少ない車道側の数十メートルの細い川の奥から流れている滝である。落差が25mもあるという。