2017年1月18日水曜日

神明宮 左義長 犀川大橋付近の雪景色

今回は、正月飾りなどを燃やす左義長ということで、野町にある「神明宮」に行ってきた。
(1月15日)




















ここ「神明宮」は、藩政期には毎年正月に金沢城内の諸門や藩主の殿中、居間に掛けた注連縄(しめなわ)を小正月の1月15日に、社寺奉行立ち合いのもと、神前で祓い、”神明の大ケヤキ”の下で燃やす慣例で、「金沢の左義長の元祖」といわれている。








































今日は、左義長の3日目(13,14,15日)であり、午前9時から始まったが、私はその午前9時ごろに行ったので、まだ燃やすものが少なく、火は小さかった。




















この神社で何んといっても有名なのが御神木で「パワースポット」となっている「神明の大ケヤキ」は、樹齢1000年を超えるといわれる県下最大の大ケヤキで樹高33m、幹周り7,83m、枝幅25mである。
古来より、巨樹には、エネルギーを発する力があるとされ、枝々が大きく広がる懐でその爽やかな息吹きを感じれば、その人にはご利益があるといわれている。この木の前で、手で体に当たるよう仰いで「気」をもらっている人も見かける。


























大ケヤキの前に「願掛けねがい石」というものが置かれていた。


























寒波襲来で新潟地方は大雪というニュースを聞き、今日は久しぶりに金沢に雪が積もったが、わずか7cmだった。
神明宮近くの犀川大橋付近の雪景色を紹介する。




















大橋付近から上流の桜橋方向を見る。本来なら、医王山や戸室山などの峰々が見えるはずだが、どんよりした空で全く見えない。




















「寺町」へ上がる「蛤坂」で、昭和の初めまでは、ここに大きな火の見櫓があった。




















金沢にいくつかある「芭蕉の句碑」で、「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」と描かれている。この句碑を建てたのが「小松砂丘」で、松原健之の歌「金沢望郷歌」に出てくる香林坊の句碑など、この人の建てた句碑が30余りあるらしい。