2017年5月14日日曜日

新緑の兼六園2017(1)

今回は、ゴールデンウイークの最後に日(5月7日)に兼六園を廻ったので紹介する。
この日は、明治7年5月7日に一般の人に公開されたので、兼六園の開園記念日となっている。「内橋亭」はこの日だけ中が開いているが、去年は行ったので今年は入らなかった。
まず、藩政期は兼六園の正門だった「蓮池門」。ここは、江戸時代に藩主が馬や駕籠で入ってきたところで、門の前の階段は広くなっている。「桂坂口」は、受付がいっぱいの時は、ここから入ればよい。



















兼六園の発祥の地である「蓮池庭」の「瓢池」



















笠石が海の中にある石のように虫食い状態になっている「海石塔」と「翠滝」
























兼六園の中の四亭のうちの唯一藩政期の建物である「夕顔亭」は、今日(5月7日)のみ中を見ることができる。茅葺の侘びた趣のある茶室の建物前の露地もすばらしい。



















滝の景色や音を聞くために開かれた茶室となっている。



















紅殻色の壁に、明り取りのための障子戸や障子窓



















「夕顔亭」の名前の由来となった夕顔(瓢箪)の透かし彫りが見える。
























能の「石橋」の舞台を連想して造ったといわれる「黄門橋」付近は、町の中にいるとは思われない深山幽谷の趣がある。



















ポンプを使わないで、いつ来ても同じように上がっている。江戸時代からあるものとしては国内では珍しい噴水である。



















新緑の中の「霞ヶ池」と兼六園のシンボル「ことじ灯篭」