2017年12月17日日曜日

東北地方北部ドライブ(15)大間崎

東北地方北部ドライブ(13)の続きで、その後、「恐山」から「大間崎」に向かった。
距離的には、そんなに遠くはないのだが、曲がりくねった坂道で予想より随分かかってしまった。
「大間崎」といえば、正月の初競りで話題になるクロマグロで有名である。御祝儀相場とはいえ1匹何千万の値がつくからすごい。
「恐山」を時間をかけて見ていたのと下北半島の端はすごく遠いことから、「大間崎」に着いたのが遅くなり、お腹が非常にすいていたので、すぐに有名な「マグロ丼」を食べたいと思い、店に入った。



















「マグロだけ丼」を食べたかったがちょっと高かったので、鯛や鮭も入っている丼にした。それでも豪快な海鮮丼をおいしく頂いた。



















この店は、漁師が営むマグロ専門店で、自社の漁船で水揚げしたマグロを提供するところである。店内にはのぼり旗や漁船の写真が飾られていた。



















近くの海まで行くと、600m先の弁天島の向こうに北海道の山並みが間近に見えた。



















高い山がひとつ見えた。どれか分からなかったが、函館山も見えるのであろうか?



















地面の石板には、ここの地図が描かれていたが、北海道までかなり近いのだなあと感じた。



















「ここが本州の最北端の地」の碑が建っていた。数年前に鹿児島の薩摩半島の最南端まで行ったので、マイカーでようやくここまで来たという感じである。























「マグロの1本釣りの町 おおま」のモニュメントには、クロマグロとパワーのある腕っぷしを表していたが、それを釣るためには、漁師にパワーと気合が必要であろう。



















石川啄木の歌碑に三つの詩が刻まれていた。「自分は、うちひしがれた思いで、最北端のここまで来た」ということを描いているのであろうか?



















その横には、天童よしみの「みちのく慕情」の歌謡碑が建てられていた。



















この後、今日泊まる青森市のホテルまで、3時間以上かかったと思う。下北半島の端まで行くには、金沢から能登半島の端まで行くのと同じくらい遠いのではと思う。